てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

近況と出張への愚痴。

 なんか書いてやろう、という意識はよくないと気づいたのでそういう体で書いていく。公開時間とか気にしていたんだぜ? 他の人はどうあれ俺はダメだやるべきでなかった。

 出張から帰った次の日は休みになるルールになんねえかなと思いつつ今日出社した。いつもの出張はだいたい週始めか週半ばで出発して週末に帰還するサイクルが多く、帰還したら休みというリズムが身に染み着いている。今回は週始めに出発して火曜に帰ってきているので「今週」がまるまる残っている。まだ水、木、金、最悪土もいるんだぜ? これはつらい。

 別に一部のセーラー戦士をdisった訳ではありません。

 出張から帰った後というのはそのまま気楽に日常に移行できるものではない。経費精算や着替えの洗濯などいろいろの後始末とともに帰ってくることになる。また、とぎれてしまった日常の立ち上げ直しという作業も伴う。
 崩れた食材ローテーションを再計画し、飯が炊けていないのでまずそこからやらないといけないし、洗濯物だって単に洗えばいいものでもなくて干場には限りがあるのでそこを見越して洗っていき、必要ならコインランドリーのお世話になる。
 この日常の再起動に必要なエネルギーが存外多く、とても消耗するのでやはり出張の後には1日休みがほしいと思う。

 有休を取ってどうにかなるわけでなく、それは来週再来週の自分にツケを回す行為にしかならないのが今月の俺のつらいところだ。来週も出張、再来週をあけてその次もまた出張だ。

 とてもフラストレーションを感じていて、具体的にはその解消のために何かちゃんとしたものが食べたい。この「ちゃんとした」というのが難しくて、自分の料理がそのいきに全く達していないことはよくわかっている。
 つまりはプロの作ったうまい飯だ。「味が決まった」とか「無限に食べられる」とかのおいしさとはまた違って、ある程度礼儀が必要な場で出てくる和食のピンクの棒がのっかった焼き物みたいなのが食べたい。ああいう焼き加減まで含めてのうまさを味わいたい。

 それはそうとしてあのピンクの棒もうまい。たぶんショウガの一族の出だと思うが、筋張って自己主張し過ぎることもなく控えめながらしかし食感といいさわやかな風味といい明らかにいいとこの坊ちゃん然としている。
 あれだけを何本も抱え込んでポリポリ齧りながら映画を観たい。映画館でアレがポップコーンの隣に並んでいたら間違いなく買うね。ポッキーみたいな感じで売ってくれないだろうか。