てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

20221024日記

キャッシュレス化の波は確実に俺のところまで来てて、気が付いたら先の土曜から財布の中にほぼ現金がないままでいた。確かに現金を使ったのはロードバイクで散歩に出たときのドリンク代くらいだ。ところでそのことになぜ気が付いたかというと出勤してきたのはいいが財布の中身がカラッケツだからであり、世の中のキャッシュレス化が進んでも弊社の福利厚生までは届いてないからであり、ありていに言うと缶コーヒーすら飲めないからだ。喉が渇いた。

暖かい飲み物が欲しくなる季節になってきたので緑茶をメインで飲みつつある。しかしながら家には自分用の湯呑がないのでしかたなく蕎麦猪口に注いでいる。できればデカい湯呑が欲しい。実家にはどこかの陶器市で買ってきた、デカくてゴツくてザラっとした湯呑があり、そいつの側面には「新寿し」という文字だけ釉薬がぬけている。どういう経緯でそうなったものかはわからない。もしかしたらどこかのお寿司屋さんが店用に注文したもののうち出来が悪かったのかもしれないし、もともと焼きの段階で割れるのを見越して多めに焼いたが無事全数焼けたのであまりを陶器市に放出したのかもしれない。

今の世の中、たいていのものはネットで買えるが湯呑をネットで買うか? たぶん買わない。イオンにだって食器コーナーはあるがそういうとこで買うかというとなんかそういうものではない気がする。ごろごろいろんな湯呑が並んだ中から選んで買ってそれを使いたいという気持ちがある。