てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

献血に行ってきた。

献血に行ってきた。
ラブラッドというサービスに登録しているので、献血後のインターバルが明けるとお知らせしてくれる。

まだ20回くらいしかやってないので、ガチ勢に比べると大したことはない。ただ10回記念で杯をもらったことはある。我が家ではこの器のことを聖杯と呼んでいる。我が血をもってこの世(我が家)に現れた故である。具体的には普通のおちょこなのでもっぱら日本酒を飲むときにしか用いられない。献血というのはそれなりに健康体でないとやれないことなのに、渡されるのは酒杯としか言いようのない器なのは矛盾しているのではないかと考えていたらそのうちに回数による記念品が変更されてしまった。

本当はもう少し早く献血に行くつもりだったのだ。ちょうど先日の出張の途中のこと、ホテル入り前の時間つぶしにいいと献血ルームふなばしで受付するところまでいったのだが、件の疫病に感染したことはありますか? のところで止まってしまった。
軽快後4週間の間隔をあけないとならないそうだ。移動中だったのでけったいな量の荷物を担いでいたにもかかわらず、下にも置かぬもてなしでロッカールームに預けさせてもらってからのことだったので恥ずかしくて仕方なかった。

血を取られている最中に、手足のしびれについて尋ねられる。形式的に全員に聞いているのかと思ったら、以前ショッピングセンターでの献血ののち、指先にしびれがあるような気がして一回確認してもらったことがあることを受けてのことだった。データベースにしっかり記載してあるらしい。そのときのしびれの原因としては買い物袋をわざわざ献血を受けた方の手で握っていたからだろう、という結論だった。こちらとしてもそんなことがあったのを忘れていたので驚いた。こうやって小さいリスクでも潰しているのだと思って感心した。ちなみに今回はどの血液型も「大ピンチです!」だった。

記念品については今後は回数によるものを廃止して、ポイント制への移行を考えているのではないかと想像している。今現在のラブラッドポイント攻略法はサイト/アプリからの予約(2pt)は基本として、400ml全血が10ptが圧倒的……だと思っていたが、献血そのものにはインターバルが存在するので成分献血の方が効率よくポイントを得ることができるうえ、予約ポイントも1.5倍の3ptもゲットできる……が、記念品はあくまで記念品なので慌ててもらいに行くようなものではないことも記載しておく。