てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

キノコ袋の話。

ちょっとしなびてきたキノコが近所のイオンでいつもお手頃価格で売っているので、種別関係なく買ってきてはこれを細かく刻んでビニール袋に入れて冷凍している。毎日味噌汁に入れて使うし、見かけたら買ってきてまた継ぎ足していくのでえのきもシメジも椎茸もマイタケもエリンギも(エリンギは大体使用目的があって買ってくるが、脇に申し訳なさそうにいる小さいのがこの場合犠牲になる)入っていて使うたびにどれが出てくるかわからないなかなか楽しいキノコ袋ができあがっている。

鍋に水を張ってこのキノコ袋からひとつかみとって入れ、水から煮ていく。キノコの味は65℃くらいでよく出るとこないだキノコ会社の社長がテレビで言っているのを見たのでそれを信じた。裏返して一回太陽光に当てるとビタミンDが増えるらしいが俺が買い物して帰宅、刻んで冷凍する時間に太陽光はないので申し訳ないが無視している。キノコであるので一回しっかりと沸騰させる。びっくりするほどおいしい出汁が出るということはないがまあまあ出汁が出るのでこれに味噌を溶き、最後に顆粒だしを入れて完成としている。その後保温のつもりで最小の弱火にしていたら時々沸騰していることがあるが、以前も書いたとおり味噌汁は沸騰してもうまいので問題は無い。

大体日曜の朝は前日深酒をしておなかの調子がだめになっているのでそのときもこのキノコ袋から一掴みをとって水を張った土鍋にいれ、顆粒だし少々と塩ひとつまみを入れて煮立てる。冷凍のご飯をレンジで温めてざるにあけ、軽く水洗いしたのを雑炊とする。もちろんその深酒のアテが小鍋仕立てでやっていればそのままの鍋の汁でいい。

例えばスキレットに軽く油を引いて中火にしてキノコ袋の中身をひとつかみいれてじりじり焦げ目がつくまで焼いてごま油と醤油でうまい。野菜炒めの材料が物足りないときも先にキノコを炒めておいてそこから野菜を入れればボリュームもうまみもついていい。

つまりそういうわけでうちの冷凍庫にはキノコ袋があるという話だ。新しいキノコを追加した際には完全に凍り付く前に一回取り出して軽く振ってバラつかせておくように。先週調子に乗って袋にどんどん放り込んでおいたらキノコの巨塊ができてばらすのに苦労したんだ。