土曜の泌尿器科受診からこのかた、自分が高血圧であることを認める作業に腐心している。これまでの愚行を悔いると言うよりはついに来た老いの兆候に面食らっている方だ。今までは目をそらしていた。老眼も出てきてガンプラ作るのも手間だったし、尿酸値が高くて肘にこぶができたり、男性更年期障害もそうだ。数年前からちょっと高いなーという数値だったが、ことここに及んで医者から毎日数値をとるようにと言われて測定の器械を購入し、いざ測ってみたらちょっと無視する訳に行かない数値だったのでこれからの生活改善と標準医療への受診を決めた。
認めようじゃないか、おれは何者にもなれないままに老いて、高血圧のおじさんになったぞ。
なぜ数年前から数値が高いのがわかっていたかというと、それは趣味の献血の賜物である。毎回毎回の献血の度に、少しずつ値が高くなっているのは知っていたけど認めたくはなかった。若さ故の過ちより自分の老いの方が認めたくないぞ。シャアよ。
認めたくないと言えば食生活についてもだ。自分としては魚を欠かさず味薄目野菜多めで健康的であると自負していたんだけど思い返してみたら鶏豚がメインとはいえ肉野菜炒めや揚げ物の頻度はかなり高いし、なんだかんだと中食を多用してしまっている。子供たちには動物性タンパク質は必要なので仕方ないにしても自衛は必要となろう。まずは晩の白飯を減らして冷凍ブロッコリーに置き換えてみるか。一人だったら毎日鍋でもいいんだが。
成熟する前に前に老いてしまったなあ。なんだかなあ。