てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

夏だな(あきらめ)

夏だな(あきらめ)
ほんの2週間前までちょっと肌寒いな、だったのにもう今は暑いので夏です。もう春はあきらめました。

先日の義父との会食の際につくしとかまあまあ春っぽいものをいただいたので助さん角さん、もういいでしょう。春キャベツも食べたし菜の花もおひたしに何回かしたし。いいよね、スーパーで一束百円くらいで売られていたから買って帰って端だけ切ってアイラップに入れてレンチンしたらザクザク切ってめんつゆに入れてちょっとカラシ解いて鰹節でもかけたら春のごちそうだもん。つくしやタケノコといったほかの春のごちそうに比べて圧倒的に手軽でうれしい菜の花。ありがとう菜の花また来年もよろしく。

これからどんどん暑くなってくるのでそろそろ衣替えもしなきゃだし、日焼け止めも買わなきゃいけないしうんざりしてくる。外仕事多いからしんどいんだよ夏。今から塗っておかないとマスクでドラえもんに日焼けしてしまう。

それだけだとうんざりしてくるので夏のごちそうを思い浮かべて、今からでもできるだけ夏が楽しみにならないか試している。

そうめん。できるだけ涼しげな薬味を取りそろえていきたい。茗荷、キュウリ、ネギ、針ショウガ、大葉、海苔、トマトを賽の目に刻んだやつ。ゆでた鶏胸肉をほぐして冷やしたやつ。ゴマ。錦糸卵。

豚肉の冷しゃぶ。レタスのシャクシャクした茎の方をきざんでカイワレ大根と混ぜたのを下に敷いて、そこにゆでた豚肉を乗せ、食べるときには野菜を豚肉で巻いて味ぽんかごまだれでいただく。どうせだったら上記のそうめんと一緒に食べてもいい。豚の脂がほんのり溶けでためんつゆもなかなかに乙で、そうめんにガッツを与えてくれる。

えだまめ。日曜日の昼前に買い出しに行って、枝についた奴を手に入れておく。昼御飯食べた後の腹ごなしにハサミでプチプチ房を切ってボウルに入れていく。房に塩をまぶしておいてデカい鍋にお湯を沸かしていく。グラグラと沸いたところに枝豆を投入。煮えたところをさっとざるにとってよく水気を切る。ビールも冷えてくる頃合いを見計らっていただきたい。

ガスパチョ。おいしいからと作ったそばから食べてしまうので今年は大量に作って寝かせてから食べたい。トマトの湯剥きが面倒なくらいで後はもうぶんぶんチョッパーにお任せすればいい。飲み過ぎて弱った胃にカツが入る。キンキンに冷やしてパスタにかけて食べるのをやりたい。

夏のごちそうを思い浮かべて暑さに立ち向かっていくのだ。