血圧が高いのにも利点があって、献血で全血400mlだったら血液バッグを爆速で満たすことができる。自分の前に始めたひとをブチ抜いて、バスから出る時に小さな優越感に浸ると同時に、この血圧やばいんじゃの危機感がある。
以前都会に暮らしていた時期と違って田舎に住んでいるので献血のチャンスはスーパーにやってくるバスを待つしかない。献血センターがある土地が羨ましい。あれは福岡の天神だったか、献血中にDVD見せてくれるサービスがあって毎回ドリフのDVDをチョイスして観ていた。そう、都会の献血センターには成分献血という選択肢があるのでDVDを見る時間を確保できるのだ。
まずセンターに入って手続きをして待ち時間で軽くジュースを飲んで準備を整えて待ち、呼び出されたら優雅にDVDをチョイスして椅子に座り至れり尽くせりで血液を抜かれていた。ひとしきりドリフのコントで笑った後は再び待合室に戻ってお菓子とドリンクを堪能、置いてある雑誌を読み荒らし、最後に図書券をもらって地下の本屋へラノベを漁りに行く。実に有意義な休日の過ごし方をしていた。
田舎ではもう選択肢もない。400mlをチューっと吸われてペッとバスから吐き出され、良くてティッシュ一箱もらって退散するのだ。
最後に一つ自慢をするのだが、右でも左でもものすごく視認しやすい血管が腕を通っており、リバーシブル献血を行うことができる。献血バスには右2台左2台しか座席がないのでそのどちらにもはいれるというのは周回スピードに(周回はしないが)かかわるのだ。でも腕の中央の血管が使える左に比べて右の血管は腕の端の方で、脈に合わせてピクピクするのでほんとのことを言うとひだりのほうがいいです。
