てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

マイナポータル・ベルト・Podcast

マイナポータル

無事パスポート申請ができたのはいいが、マイナアプリから「マイナカード申請」をやれ、という通知が1時間おきくらいに来るようになってうざい。その通知を見に行くとマイナポータルのサイトに飛ばされて未ログイン状態になっている。もしかしてマイナポータルは時間でログアウトするが、マイナアプリ側からは何らかのつながりがあって通知がないか見に行く、するとマイナポータル側は「おっマイナアプリ入れたやつやな! ログインされとらんしこいつマイナカード未申請ってことや!」となって通知を飛ばしてきているのではないかと邪推している。

マイナアプリとマイナポータルからのオンラインパスポート申請はとてもスムーズに進んだ。これまでにe-taxでの確定申告を行ったことがあれば(勤め人+ふるさと納税での確定申告レベル)そう苦労することなく申請できる。不備があったら市役所が翌日には電話をくれる、税金を払っているだけのサービスを享受していると感じる。(実際に不備があった)

ベルト

イオンで売っている紳士用のベルト、ごく一部にインシュロック(結束バンド)みたいな構造でバックルにベルトを通してカチカチするだけで締まる便利なやつが売っている。

以前買ったやつはバックルを軽く手で曲げるだけでその拘束から解放(リリース)されて外れるのがちょっと令和仮面ライダー(それも番組で2番目に出てくるやつ)のベルトっぽくてかっこいいなと思っていた。

ちなみにこのベルトだが、バックルとの固定方法が爪しかないので、引っ張り応力がかかり続けるとそのうち端部がだめになり、一部を切断して再接続する方式なのでいずれベルトの長さが足りなくなり使用できなくなる――――この辺ちょっと平成仮面ライダーっぽいよね――――ので、いよいよ今まで使ってきたベルトも寿命かとなって、同様の方式のものを新調した。しかし、以前と違ってベルトのリリースがボタンでトリガーされるようになっていて、そのときはこれもいいかで購入した。

ところが、ここ毎日ちょっと前屈みになっただけで下腹部がボタンを刺激してベルトリリースされ、そのままズボンが落ちるというようなことはない、無いのだが、その度に少しドキドキしている。

Podcast

先日の拙エントリをキマグレエフエムさんが取り上げてくださいました。
(取り上げてもらったってことでいいのよね?!)
noteにエントリの記載を見つけて驚いた。
ありがとうございます。

目玉焼きとフライパン(新調)(追記あり)

今朝の話なのだが、とうとう下の子から朝食についての苦情が出た。フルグラではなく朝から目玉焼きとソーセージをおかずにしてほしいとの要求である。お寝坊さんかつ朝の出発が早い下の子には時間もなかなかとれないので平日の朝食をフルグラとし、時間に余裕のある土日のみ目玉焼きとソーセージ、それと一杯のご飯を朝食として提供してきた。もともと上の子には小学校に上がった頃からこの朝食にしていたがこれからは二人分である。エンゲル係数がさらに上がることは間違いない。悪いことばかりではなく、ソーセージに関していえば在庫の回転がよくなるので好ましい。正直いままでは袋の最後の方は鮮度的にやや心配だったのだ。(だからそう言うのは親の酒のつまみになる)

ちなみに親の朝食はカットサラダとフルグラ、スープである。時短と栄養バランス的にはこれでいい。

これまでの子供たちの朝食の変遷を考えると感慨深い。確か最初は小さいおにぎりにのりたまをまぶしたのを出していて、そのうち魚が好きだからと鮭フレークを混ぜるようになって、あるとき焼いた鮭を食べさせたら鮭フレークではなく毎日焼き鮭にしろといわれて、一時期は下の子に肉団子を食べさせようとしたこともあったな、あれは食いつきが悪くて結局やめた。

ところでこれは完全に余談なのだが有益情報なので読んで欲しい。


コンロの温度センサーを160℃設定にしておくと目玉焼きが焦げ付かないというイナダシュンスケ氏の情報を得てからうちの朝食の作り方が革命的進歩を遂げている。是非国際目玉焼き会議(IFEC)にこのことを報告して全世界にこの有用な情報を広げ、海原雄山の鼻を明かしてほしいものである。ちなみにこの方法で焼くと白身には早めに火が通る割に黄身にはじっくりと火が入っていくため、好みの焼き加減を狙いやすい上、焦げ付かないのである程度、コンロの上で放置していて問題は無いという時間の無い朝にとてもありがたい特徴がある。
ちなみに鶏肉を焼いても豚肉を焼いてもひどい焦げ付きが発生しなかったので肉に対しても有用であると思われる。

(追記)別に弱火でじっくり焼くというわけではなくて温度管理をコンロに任せているので強火で焼き始めていて、それをコンロが管理して160℃になったら弱火にしてくれるだけで……弱火で焼いてるのかそうか……いや、でも、最初は割と強火で焼き始めているんだよ?!(追記終わり)


翌日焼いた2人分

上の子の分だけに限っても一年のうち330日くらいは土日関係なく焼いてきたはずで、まあそれを数年であるから大した枚数を焼いた気がするが、実際には焼いても焼いても焼き加減が一定せず、焦げ付かせて黄身を破ってしまったり火を入れすぎてしまったり、本当に不安定な焼き加減だったのが温度設定一発で安定するのだから参った。降参して俺も軍門に降ろうとおもう。今年のビリヤニも美味しかったですありがとうございます。

まあおれは何かを成し遂げたことも成功したことも積み上げたこともろくに無い人生だけど、少なくとも家族全員の目方だけは増やしたのでこれでいいということにしておく。
そうやって今夜はドンキにあたらしいフライパンをいそいそと買いに行くのだ。(今まで使っていたのは1枚しか焼けない小さいスキレットだし、2枚以上焼けるサイズのはコーティングが落ちて焦げ付くのをだましだまし使っていただけだから)

ポケチャン。

この休みというもの、ずっとポケモンチャンピオンズをこどもたちと遊んでいた。初代はずいぶんはまり込んでで遊んだ、近くのローソンで青版を注文したのを覚えている。着るタイムコミュニケーションの遊びつくす本とレベル100にする本を読み込んで、まだ公式ルールもない時代にレベル100同士、伝説ミュウ御三家何でもありの対戦に挑んでいた。そのあと金銀のあたりから一回離れてダイパを遊んだ。化石掘るの面白かった。

そういう訳なので基本のタイプ相性は大体頭に入っており剣盾の旅に出たばかりの子供たちから何度も何度も相性について尋ねられ少々うっとおしい思いもした。そんな子供たちもいまやすっかり暗記してしまっていて頼もしいばかり、むしろうろ覚えなフェアリー周りについて尋ねるのはすっかり親の方となってしまっている。

シングルのハイパーボー級を1~2で上がったり下がったりしていてなかなかマスターボール級に上がれずくやしい思いをしている。マスボに上がったらボックスの容量が増えるっていうじゃん。もう今ですら30匹パンパンではやく余分のスペースがほしい。

この辺のクラスに来るとNPCはほぼ見当たらず対戦相手は肉入りばかりになるのでとても手強い。ポケモン自体の強さで無双することなんてできなくて読み合いと相性ばかりになる。漫然と戦って勝てるような場所ではもう無い。交代読みが当たらないし読めて無くてつらい。今の読めてたら一回積めただろ! とか交代で技無効にされるのが見えてるからこっちの技つかわなきゃだろ、みたいなミスがあとあと響いて負けにつながっている。

何事も修練だなあ。

夏季アニメ視聴

領主0人

主人公の人柄アニメ。めちゃくちゃ強いがめちゃくちゃお人よしの主人公を嫁が良心レーダーで常時警戒しているので不意打ちされることがなくノーストレスで見れる。もともと問題は山積しているのでこれ以上ストレス与えてもしょうがないよね。

ふつつかな悪女

病弱お姫様が身体壮健な悪女と入れ替わったが……病弱ながらも知性と精神を鍛えに鍛えていたお姫様に壮健な体を与えたらそれは虎に翼であろうというお話。「わたくしのほうきぼし」が出てからOPEDを見ると味わい深い。豊穣の神に舞をささげる儀式でホスト役の姫様がなんだかんだ言いつつも舞に関しては完全に公正な評価をしていく下りは笑ってしまった。

虎徹さん

今シーズンは一旦王都をはなれて実家で父親との対峙とおっさんのまま前を向こうとする転換点、という位置づけでいいかしら。酒場に金属鎧で行くのはやめなさい。

ロードス島の宿屋の業態、一階に酒場兼食堂があって二階に客室があるっていうのはアレクラスト大陸全体にも普及してる文化だっけ? 冒険者向けなのである程度の武装はお目こぼししてもらえそうだけど、客室を出て酒場スペースで飲食する際は着心地の面でもレザーあたりまでの鎧にしておいてほしいよね。

炒めて作る豚汁

こないだ豚汁をみごと下の子に飲ませたエントリを書いたが、ブコメ欄に先に具と味噌を炒める流派があることを記されていたので早速やってみた。あ、正確には豚汁ではなく鶏団子鍋味噌仕立て風味噌汁である。なんかXのフォロイーが鶏団子鍋をとり野菜味噌で味付けしたのを作っていたのでまねたくなったからやった。鶏団子は冷凍のを使ったがこれは単純に堅くてよくなかった。つくねの練ったやつ売ってるんだからそれにすればよかった。もしくはイオンのトップバリュの鶏団子、アレ結構うまいんだ。

インターネットを横目で見てとても雑に情報を仕入れ手から調理に移る。炒め油にごま油、味噌を焦がすと嫌だから気持ち多めに入れて水煮の野菜と味噌を入れて炒め上げていく。多少焦げても鍋をこすれば落ちていくのでこれもうまみのうちと思い、味噌が具材にまとわりつくくらいまで炒めて水を入れ、そのまま煮溶かしていく。後から鶏団子と厚揚げを足して(炒める段階で厚揚げを入れると崩れちゃうからね)これもぐつぐつなるまで煮込んでいった。気持ち多めと思ったごま油は多すぎたようで表面がほぼ油膜に覆われたのでこれは掬っておれの胃の中にないないした。スタッフが後でおいしくいただきましたというやつだ。

結果としてならば、今回の汁も子供たちは残さずたべたし、配偶者からもこの作り方の方が香ばしくておいしいという評価を得た。何か支障が無い限り以後この作り方を踏襲することとする。なんせこの作り方は味噌こしがよごれなくていい。

本当は里芋も加えたいのだが里芋入りの具材水煮は見かけず、里芋単品の水煮を別に購入することになるし水煮と比べると自分で加工した方がおいしい食材ではあるし、しかしながら剥くのがめんどくさい食べ物としては上位ランカーでありといろいろ葛藤はつきない。

そういえば近況報告として書き忘れていたが先日受けたCTとMRIは無事になにももんだいなしでした。

誰かに茹でてもらった素麺が食べたい。

そうめんは外食で遭遇することがない。いや、ある地域の皆様には申し訳ないが、自分の環境ではまず遭遇しない。水のきれいな渓谷とかそういうところに出かけると流しそうめんをやっているところがある。祖父の家の近くにもそういう場所があって10歳くらいの頃だったか連れて行ってもらった覚えがある。水がきれいだという割に掛け流しではなくて円形の水路がついたテーブルで、ぐるぐると回転する水にそうめんを流しておのおのがすくい取るという形式だった。子供心にも竹のやつじゃないんかい、とは思ったが、あれは商業ベースに乗せるには大分無理があるなと感じる。竹の節抜くの大変だし、清涼感があるのは青竹のうちだけだし。

美味しんぼの栗田さんのおばあちゃんが夏バテする回、街角で体調を崩した辻占のじいさんを看病するうちにミイラ取りがミイラとなって栗田ババアの方が――――、のあのゆで方は一回まねしてみたい。とても贅沢かつ風流で、食べやすさまで考慮してあるので、どうせならあれで誰かをもてなしたい。どういうゆで方であるかは各自配信等でご確認してくれ。美味しんぼはじじいとかばばあが出る回に味がある。孫の結婚資金を稼ぐためイカで一発当てに来たババアとか、竹藪のジジイもいい。

誰かにゆでてもらったそうめんを食べたのは上の子が生まれたばかりの夏の義実家が最後だ。
実家を出た20年前からそうめんというのはまず自分でゆでるものであり、一緒に食卓を囲むみんなのためにゆでるものでもあった。そりゃ確かに実家にいる頃から土曜の昼なんかのおさんどんを引き受けることはあったがそれはせいぜい袋麺を作るくらいでそうめんをやることはなかった。

そうめんをゆでることには大いなる責任が伴う。
どれほどのそうめんの備蓄があって、家族は何人で、誰がどのくらいのそうめんを平らげるかも把握しておかなければならないし、薬味はネギかきゅうりかかいわれ大根かミョウガかショウガかわさびか。涼しげな夏用のガラスの器も配備していなければならない。そしてこれが大事なのだが、そうめんというのはでかい鍋、おそらくその家で一番でかい鍋を用いてゆでることになる。でなければそうめん同士がくっついて無残なことになる。でかい鍋でたっぷりの湯を使うのは、そうめんをゆでる際にマストだ。

そして、その家で一番でかい鍋を使うのに、その家の台所の主人に了解を得ずに使えるか? という話だ。使えないだろう? でかい鍋にはそういう権力があり、責任が伴う。つまりそうめんをゆでるということはその家の台所を預かり、そこの食卓に並んだ面々のおなかをいっぱいにしなければならない。そうめんは一度ゆでてしまえばそう日持ちも効かずリメイクも難しいので皆のおなかをいっぱいにしつつ余りを出さないという采配が必要になるし、そうめんだけでは不足する栄養素をその後の食事でどう補うかも考えなければならないし、そのデカい鍋とそれに応じたでかいザルをシンクからはみ出させながらも洗って乾かして次の使用に備えなければならない。ナベカマのシマを預かるとはそういうことだ。

ちなみにな、ゆでてもらうそうめんしか食わないやつは知らないことだが、くっついちゃったそうめんは多分おまえのママが食べてる。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ。

そうめんをゆでる側に回る、それは自分の自立の一つだったのかもしれない。

その上で言う。誰かがゆでてザルにいれるなり容器に水を満たしてその中で泳がせるなりして薬味もめんつゆも器も準備されて、そうめんをガバリと箸で掴んで思いっきりすすり込んで、まだおなかに余裕があれば「足りなーい」と追加をもらってそうめんだけでおなかをいっぱいにして「ごちそうさまー」をやって畳の部屋で満腹に任せてごろ寝したい。

つまりその、なんだ。夏の一日くらい、肩の荷を下ろしてえなあってだけで、それからの解放のイメージが自分にとってはそうめんなんだろうということだ。

男性向けでもテスターは欲しいよな

こないだ出張先でちょっとだけフォーマルな飲み会が発生し、ということでいろいろと支度をこさえてから赴いたのだが、ちょうど塗るタイプの制汗剤を切らしていたので道中にあったドラッグストアで購入した。普段使いの方は通常版のほんのりさわやかな香りがして汗ばんでくると少しだけ清涼感が発生するそれを愛用してきた。しかし今回はいつもの製品の横に「加齢臭対策」のバージョン違いを見てしまいついつい魅かれてしまって購入した。

主文から言うけど、買わなきゃよかった。蓋を開けた時点でダメだった。確かに確かに加齢臭をカバーしたいと思って買ったけどさ、猛烈にタイガーバームのにおいがしている。確かにタイガーバームなら加齢臭を見事にマスクしてくれるだろうどさ、タイガーバームは加齢臭を華麗に飛び越えたおじいちゃん臭なのよ。

まあにおいはすぐとぶっぽいし、まだ我慢が効いたんだけれども、そのあとで歩いて少し汗ばんで来たらじわじわとわきの下にちりちりとした痛みが忍び込んできてつらくなる。腋毛剃って剃刀負けした時みたいなチリチリした痛みなんだけど微妙に熱感があるのでこれは制汗剤のせいだなとわかる。今まで使用していた通常版のあのほんのりとした清涼感が加齢人向けになるとここまで人をさいなむのか。加齢しただけで俺が何の罪を負ったというのか。

ここから二次会の飲みのお店に行くところで、一軒目がちょい町はずれで、町の方から出てくるタクシーは客が乗っているしまだこの時間だと町の外から帰ってくるタクシーもいないのでそう遠くない距離だったにしろ二次会までは歩いていかざるを得ず、暑い汗ジュワ脇ピリ、暑い汗ジュワ脇ピリのサイクルでだいぶ痛めつけられた。

もしかしたらほかの人には福音になっている製品かもしれないので、ここで大っぴらに製品名をあげつらったりしないけど、これはもう封印して二度と使わないと決めた。デリケートなゾーンに当てるものだからこの製品にテスター無いのは仕方ないけど、世の中の化粧品の陳列棚に軒並みテスターが置いてある意味がよく分かった。

唐揚げと豚汁

出張帰り、やや早めに帰宅できそうだったのでこれは唐揚げでもやろうと、行きつけのスーパーで味付け済みの手羽元、食卓に野菜があまり載らなそうな気配なのでせめてと「豚汁・けんちん汁用野菜水煮」を購入する。のこりは常備菜か冷蔵庫の中身でなんとかなるだろうとの考えである。

昔から思うんだがあの店で売ってる手羽元(ときどき手羽中もある)の味付け肉ってアレなんであんなにおいしいんだろうな? 中学高校と弁当だったが、むかしっからあの味でおいしいし、土地が変わってもおなじ味でどこでもおなじあの赤い色で売っていると思う。どこかで編み出された最適解の味がおそらくは日本中の肉屋に広まっているのだろう。あの味が再現できる調味料を売ってくれないだろうか。あの味をもも肉にすり込んで揚げたらさぞおいしかろうと思うのだが。あの風味にパプリカパウダーが関わっているのはわかる、辛くないのに唐辛子みたいな爽やかな香りがするからな。原材料表示にはカレー粉等の材料も書いてはあるが再現しようとしていろいろ調合してみたが一向にわからん。カレー粉の使い方が難しすぎる。入れすぎるとすぐカレー味に侵略・占領されてしまうのでごくごく微量なのだろうが、入れないと確かにあの味にならない。

唐揚げを食卓へ出すとき、おかずとして何か野菜を絡ませる手段がなくてこまる。その間合い野菜のない罪悪感を隠蔽するために豚汁を作ることになる。
ところがこの豚汁をいつも下の子が残すので困っていた。観察してみると汁自体は飲み干して具材だけ残している。本人に聞いてもなんか嫌とのことでいまいち要領を得ない。これでいて普通の炒め物などはむしろ野菜ばかり食べるので肉を食べろと勧めることすらある。

ということで今回も豚汁を作ろうとした際に水煮の袋の方を観察していて気がついたのがどうも大根が生煮えっぽいことだ。うっすらと白いままのところがある。根菜はよく火を通さないと苦みばかりで甘みが表に出てこない。個人的には、にんじん嫌いの多くが火の通りが甘いにんじんを幼少期に食べさせられたのが原因ではないかと疑っている。余談ではあるが昔上司に連れられて行った福岡空港裏(裏扱いしてごめんなさい)にあったステーキハウスで出てくるにんじんを一本甘く煮込んだ付け合わせが本当においしかったことを思い出す。

実際に最初に水と出汁で煮る時間を多めにとってなおかつ味噌を入れてから再沸騰させてみた。一般的な味噌汁と違い豚汁は味噌を溶かした後に沸騰させる方がいいという説も先日インターネットで見かけた。鍋肌で干上がった味噌がメイラード反応を起こしておいしくなるのだそうである。だったら味噌汁は全部味噌を溶かしたあとに沸騰していいとなるはずだがそうではないらしい。具が多いから具材単品の風味だけを教授することができなくて、だったら焦げた味噌の香ばしさをとろうということか。

そうやって作った豚汁は今回見事完食してもらった。これならいい。とのことである。単純なことであったが、自分の不注意でおいしくない思いをさせていたとおもうと不憫である。すまぬ。