てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

豚の脂とアルコール。

ここしばらく社内では前例があまりない仕事の主軸をやらざるを得ず、なんとかしたものの疲弊し、気分も鬱々としていたのでこれを吹き飛ばすにはアルコール洗浄、それも特殊なスタイルのそれが必要だと感じたので晩酌としてそれに従事していた。

精神の汚れや疲れはおいしい肴と酒があればたいていのものは片が付くが、こういうときは油脂でのコーティングののち、アルコールでの流し込みが必要となる。

豚バラとかトントロを焼いて塩コショウで味付けしたものを口に放り込んで咀嚼し、脂でベットベトのところをアルコールで流し込む行為だ。これは北部九州、特に博多の街では焼き鳥と呼称される豚バラ串と黒霧島の水割りがこの用途に用いられている。今回はいつものスーパーでややお高めであるがトントロを購入してフライパンで焦げ目がつくまでトントロ自身から出た油で揚げ焼きにして塩コショウを振りかけたものとする。

博多の街での飲み会は過酷である。一杯目はビールでありそれを乾杯で飲み干したなら2杯目からは黒霧島であり、これはそれぞれの上司・先輩によってフェイバリットがあるのでロックかお湯割りか水割りか、氷の量はどうか、焼酎の割合はどのくらいかを把握して渡さないとならない。もちろん個人のペースはそれぞれなのでそれは一度に来るということはあまりないが、先輩や上司の話に相槌を打ちながら目は左右に光らせてドリンクの減り加減を常に把握し、なくなるころを見計らってコップを受け取りに行かねばならない。もちろん自分の飲む分と食べる分は確保してそれなりのペースで飲んでいく。しらふでこんなことできるか。くそったれ。

話が完全にそれてしまったが、カリカリに焼けた豚の脂に舌にザリっとするくらい塩コショウを振ったそれをほおばることでしか溶けないストレスがあるのもまた事実だ。トントロ! ビール! トントロ! ビール!
脂! 塩! 酒! 脂! 塩! 酒!

こんな生活を続けているにもかかわらず体重が減っており、1年前100kgの大台に乗りそうだったのに今や90kgを切りそうでそのことをかかりつけの泌尿器科医に告げたら心配されて精密検査の予約を入れられてしまった。再来週くらいに結果が出るのでこうご期待。
何者にもなれなかった俺でも、何かになることができる! それが患者ーーーー!

GW明けの近況報告

地元のイベントに参加した。
士業とか自営業だとかせめて役所の重役とかが社会に主体性を持って関われる存在であり、勤め人というのは所詮人足とか数あわせにしか扱われないものだと言うことを実感してきた

閃光のハサウェイ小説版を読んだ。
劇場版アニメ中編の終わり、完全にトーンが違っていてこれアニメの方はどう転がるかわかんねえぞの気持ちになった。下巻は読み進めれば読み進めるほどケネスに思い入れができてしまう。それに引き換えレーンくんが元気になっていくのは面白かった。あそこからひと跳ねして後の時代に活躍しねえかな。そういやVの小説でもMS戦を騎士の馬上槍試合に例えたような下りがあったはずで、戦争ではあるけれども矜持はあるという風になっているのをどう捉えるべきか悩む。
最後の方もうギギもなんか801っぽかった。

4月からこの方週末がずっと何らかのイベントで埋まっていてちょっと家でだらだらしたい。だらだらと言っても三度三度飯はくわせなきゃいけないし掃除もやらねばならんのだがそれにしたって家にいたい。だめだ、今週末は子供の学校イベントだ。こないだの東京文フリで出てた本をせっかく通販したというのにゆっくり読む暇が無い。ソファーの上でごろごろしていたい。

ポメラ一回充電したっきりで5エントリくらい書いているのでとてもよい。
ぱっと開いて即書けるので昼休みの隙間時間で日記が書ける! いいよ。これを平日夜にも広げて書いて創作に時間を割けるようにしていきたい。たいしたものが書けるわけでもないし、誰かに読みたいとも思われていないのは明らかで、お金になんかならないのもわかっているけどせめて自分の楽しみとしての書き物は続けていきたい。できたらいいなと思うのは、自分が読みたい物語をDIYで書いて楽しめたらそれがいいのだ。そのための技術を身につけたい。世の中のできるひとというのはいとも簡単にそれをこなせてしまえて、高々と舞い上がっていくのだろうけども、自分はそうではない。できないものはできるまで学んだり練習したり自分でやっていくしかない。そういう技術を身につけたい。やっぱりそういうとこに進学しに行けばよかったな。書き上がったものはまあ自分で読んで。死んだら積み荷として姫姉様に燃やしてもらいたい。

ポメラのアルミケースとても立派で頑丈なんだけど本体より明らかに重くて持ち歩き用のトートバッグ(ヘブバン、31A仕様)に入れててもしんどい。微妙に取り出しづらいのも難点だな、気軽に書けるのが売りの機器を取り出しにくいケースに入れてどうするんだキングジム、そこんとこはもうちょっと考えろ。

山本ゆり氏のレシピの新タマネギと鶏肉のスープ、これが転生したミネストローネがまだ余っているので合い挽き肉を買って帰ってミートソースにして晩ご飯をスパゲティにしようかな。ここのところ鶏肉続きだったのでせめて豚と牛の味を忘れずにいよう。

麦茶の量産の季節の挨拶。

今年も麦茶量産体制に入ってきたので時候の挨拶代わりにエントリを書く。
いよいよ消費量がとんでもないことになってきて昨年からイオンに売っている最大量の水筒を上の子に持たせており、これでも足りないと言い出したら工事現場のハイエースに積んであるような給茶器を買うしかなくなり、その場合通学用の自転車にはおそらく載らなくなるのでリヤカーも同時に買わねばならないのではないかとおびえている。リヤカーがあるとさすがに積載量に余裕ができるため、もう炊飯器や電子レンジも積んでいって学校で炊飯してそのまま食べる方策も視野に入ってくる。駐車場狭いからリヤカー駐められるかな。

昨今の物価高関係なく、いや関係あるのか、ボスのペットボトルコーヒーが「コーヒー」から「コーヒー飲料」になった。知ってた? 500ml入ってがぶ飲みできるので以前からずっとこれを飲んでいたが先日の改訂によりとうとうコーヒー豆の量を減らされて「コーヒー飲料」になってしまった。500mlのペットボトルコーヒーを飲むやつなんてどうせ無神経なんだから多少コーヒー豆の量を減らしたところでわかるまいという企業判断か。多分それ間違ってないと思う。会社の連中ときたら指摘するまで気づいていなかったし気づいてもまだ飲んでいた。
また、そのボスのペットボトルコーヒーを買っていた会社の自販機がいまいち信頼が置けず、先月から¥450飲まれてしまった。なのでもうこの自販機でコーヒーを買うまい、と、水出しコーヒーを水筒に入れて持って行くことにした。昨年の豆の残りなのであんまり味も香りもしないので早く飲みきりたい。コーヒーには詳しくないので本当に水出しでいいのかすらわかっていない。やっぱり温度があった方がいいんじゃない? 違う? 

ちなみに部下の一人が会社に豆のまま持ち込み、給湯室で豆をひいてお湯も沸かしてその場でコーヒーを入れていて本当にいい匂いをさせるのでそれはそれで困っている。そのうち焙煎まで会社で始めたらどうしよう。

コーヒーも麦茶も水出しで作るので冷蔵庫の扉スペースの奪い合いが発生しており、元々我が家では大量に牛乳も消費するため常備されており、コーヒー、麦茶、牛乳、ワイン、日本酒の5カ国に分かれて仮面ライダービルドみたいな状況になってきた。肉魚がチルド、野菜室はまた別なので冷蔵庫の通常スペースはほとんど液体に占められており、というのも晩飯は基本的に食べきってしまうので残り物を保管することがないからなおさらその傾向が強まっている。

自分のこととはいえ、コーヒーを作り麦茶をつくり水筒を洗いのローテーションを回さないとただでさえ容積だけはでかい水筒、お茶の容器がシンクを占領して、シンクが占領されると炊事場の家事はそれを片付けるまで何も進まなくなる。確か先日のエントリにも書いたが、じゃあだったら水筒やドリンクを増やして容積の占有率を上げて自分で自分の首を絞めるがごとく家事を増やしてしまっている。助けてくれ鶴瓶。パッケージの鶴瓶は笑顔だが、何も答えてはくれない。

サマーコンプレックス健康法

「ちょっと来て助けてくれ」と言われるがままに出張している。隣県の工場とグループ会社でそれぞれ仕事がある。今回は一泊二日の旅程だ。そろそろ季節がいいので移動用のBGMをAIRのサントラにした。とてもよい。ちなみにここから完全に妄言の日記が始まるので興味の無い方はブラウザバックしていただいた方がよい。

今くらいの季節から9月あたりまでの時期に、高速道路を走りながらあのころの「夏」の「エロゲー」のサントラをかける。できれば山に近いルートや海が見えるルートだ。効果の上をひた走る車窓から周囲の町は遮られて、空と海と山だけが見える。町並みは見えたとしても遠いむこうだ。視界を過ぎ去っていく景色がまるでパソ部の部室棟でいくつもいくつも見たMADムービーを思い出す。存在しない夏へのノスタルジーが高まる。20年くらい前のあの日にプレイした、ゲームの中の夏に自分の脳を押しつけていく。

もちろん歌えるだろうからどうせ車の中なので大声で眠気覚ましがてら歌っていく。存在しない飛行機雲を視線で追いかける。車は走る、存在しない夏をいつまでもいつまでも追いかけていく。あの頃のままでいられなかった俺たちをスピードで追い越していく。

これから向かう出張先での仕事のことはひととき忘れて、あり得ない夏の存在しない青春に胸を躍らせるのだ。

冬のゲームでやるなら、普段あまり通らない町の路地をも一本奥に入ったルートで、寒さに首をすくめながら、少しづつ歩きながらイヤホンで周囲の喧噪を遮断して自分に閉じこもりながら「冬」のゲームの曲を聴くのがいい。

はてなブログでは読まれない。について。

はてなブログが読まれない読まれないってエントリがいくつかあったので、日課の二分間憎悪*1をやめてはてなブログの新着をdigってははてなブックマークをつける活動に勤しんでいた。その結果いくつかの感想を得たのでここに書き記しておく。
もちろん何かの技術資料だとかはてな内部の規定などを読んで書いたわけではなくあくまで自分がdig行為をやって行く上で受けた印象だとか推測したりしたことによって形成された偏見で書いていくのでそのつもりで読んでほしい。

日記とかブログとかそういうの読んで面白く油が乗ったトロの部分ってのは書いた奴の印象論と感情論と偏見まみれの言い切りだろ?

はてなブログトップ

上から順に各項目とどういう記事があるか書いていく。

「今日のはてなブログ」

毎日毎日はてなブログ編集部がピックアップして、なおかつ印象深い部分をより抜いて紹介してくれるコーナーである。これを毎日休むことなく更新している労力はそう軽いものではないのでとてもすごい。はてなブログ運営に感謝せよ。長短や情報量はあまり関係なく、どちらかというと文章に乗った感情やワンフレーズのユニークさで掲載されやすい。
digっている身からすると「確実に読める」エントリといえる。
ちなみにこれに掲載されるとはてなブログ月刊アワードに自動的にノミネートとなる。載せてもらった身としては別にPVは増えないが精神的にはとても励みになる。うれしい。アワードの発表は毎月20日頃なのだが、3月分記事が出ないままに4月が終了してしまった。例の件ではてな社内は大変なことになっているのだろうなあと察してしまう。頑張ってほしい。(5/1に発表された)

「おすすめ有料記事」

Codoc等を使用して有料記事にした場合ここに載る可能性がある。というか現状有料記事がそんなに多くないのかほぼ確定でのるっぽいし新しい有料記事が来るまで残るっぽいので露出だけは増える。一回だけどんなものかと思って実験してみた。

「これまでのおすすめ」

「今日のはてなブログ」の過去回である。読める。

「おすすめのメディア記事」

digにはなりにくい。メディアの記事だしPR枠ではてなブックマーク内でもピックアップされてるし。

「週刊人気記事ランキング」

週刊のブックマーク数ランキング。digというかもう読まれているものなので今回の対象ではない。

「週刊はてなブログ」

digにはならない。はてなブログサイドの記事が掲載されている。はてなブログ月間アワードが載るのもここ。いつか年間アワードを取りたい。

「こだわり/ようこそブログ」

有料コース/無料コース別の新着記事だと思われる。詳細はわからないが、あまり忖度無くAI丸出し、陰謀論上等の記事も掲載されるためフィルター的なものは最低限になっている模様で、むしろベテランのブログは載らないようになっている様子である。

「注目されている記事」

なんらかのアルゴリズムでPV数と星の数によるランキングで掲載される。下記「はてなトップ」にもある。

「トピック別記事」

トピック別の新着記事に近い表示のされ方がされるがここは八分にされているブログのエントリは載ることがない。ちなみに弊ブログもムラハチされているから掲載されない。

はてなトップ

はてなブログマークを押すと「話題のはてなブログエントリ」を見ることができる。はてなトップから見れる「今読まれているブログ」はこの「注目されているブログ」と同等だが件数ははてなトップの方が多い。また、掲載順や掲載可否がはてブックマーク数ではないことが多く、ファーストブクマカになってニヤニヤすることができる。ひっくり返して言えば、ここに掲載されるブログは独自の読者層を持っていて、はてなブックマークに頼っていないブログだということでもある。であるので3ブクマ獲得しただけのエントリより面白いことが多い。

はてなブックマーク-「はてなブログ-注目記事」

3ブクマ獲得したエントリがまず載るのがここ。タイミングにもよるが結構長い時間はてなブックマークのトップページに滞留することができる。3ブクマ取得しているのでまあまあの面白さが担保されている。

Google検索にはてなブログで用いられているドメイン名で検索を施す。

これはおすすめできない。数年前だと人間が書いたスパムか、改行が連発されたの回遊時間確保が目的のスパムまがいアフィリエイト記事で、まだしも人の手で作られたぬくもりを感じることができたが、今では完全にAIがテーマに沿って微妙に語句や数字を変えた記事を量産している。あの勢いでエントリを量産されたらはてなブログ運営としても損失が出てもおかしくない負荷がかかっているように思える。しかしながら何度通報してもAIブログが消える気配がないので、もうそういう方針なのかもしれない。このあたりの問題はnoteさんではどう解決しているのだろうか。ちょっと聞いてみたい。

Xで#はてなブログを検索

検索すると「互助会参加者募集中!」なんてポストがいくつも連なっていた時代はもう遠く過ぎ去った。これもはてなブログの衰退のたまものであろう。あの頃いくつも見つかった互助会アカウントはどこに行ったのか。いまだとカクヨムとかなろうとかノクターンとかで互助っているのだろうか。この辺は詳しい人に譲るとして、いまむしろこの方法がdigに向いているのかもしれない、と思っている。

はてなグループ で新着記事を探す。

ピュアな新着記事捜索の手段として悪くはない程度に思っている。
いやもちろんこれだってスパムとアフィリエイトに汚染されてはいるが、まだ人の書いた記事に出会うことができる。

唐突に記事にブックマークを俺がつけたならそれは俺が読んでこれは面白いと思ったということなので怖がらないでいてほしい。

結論として:はてなブログが読まれない

そりゃそうだろう。はてなブログが読まれないという先日からの一連の問題提起に対して、自分なりに「読みに行こう」とした結果がこのエントリであるが、ここまでやってそもそも読んでみようかなと思う記事にたどり着かない、あって一日に一本も見つかればいいくらいだ。

それに比べてnoteのトップを見たらなんだあの密度。カテゴリも細分化されていて、もちろん今話題のトピックにはいくつもの記事が並んでいて、どこからでも読めるようになっていて、そりゃ読みたい人はnoteに行くわ。こないだ読んだ小説の感想探そうってなったらまずnoteに行くわ。俺も今度からそうする。

いやnoteさんはそういう会社さんですからはてな社としてはほかの業務もありますしまずユーザーの皆さんの方で告知を頑張っていただいてみたいなことやってたら負ける。負けるどころではない、いままではてなブログが存続していることの方が驚きだ。noteの左側の縦スクロールできるカテゴリ一覧見た? ちょっと往年の2chの板一覧すら彷彿とさせるあの細分化された各カテゴリ、この下にさらに細かくカテゴリ分けされてて大体読みたい感じのエントリの集合にすぐたどり着ける。これなら読者も集まるし書き手も集まるでしょ。

前からはてなブログは新着記事が読まれづらい構成になっているからもっと改めるべきだってのはこのブログの記事とかブコメで書いてきたけどだめだって。俺今日からnote見に行って面白い記事にブコメつけて回るわ。すげーわあのUI。カクヨムだってあの探しやすさはないでしょ。おそらく今あるBlogサービスの大半にあそこまでの読ませるためのUIってのはないのではてなブログだけが悪いとは言えないんだけど。

スパムがとにかく見当たらない。元からマネタイズを志向してサービスが作られているからかカテゴリによってはあからさまなアフィリエイト記事も見当たらないし、とりあえずクリックしたら内容はともかく人の書いたエントリに当たる。率が違う。内容はともかく。

プラットフォームをやっている会社の運営方針がここまで違うんだから読まれたかったらnoteに行け、というしかない。ただ、noteはいまだにまともなエクスポート機能が無いと思っているのでそこだけはめちゃくちゃにネックなんだけど、もうそれを割り切って読まれるためだけに書き捨てにしていくつもりならもうnoteでいいだろうと、ここ、はてなブログに記す。

*1:二分間憎悪:はてなブックマーク新着にあるposfieを読んで怒りを燃え上がらせ、憤怒のブックマークコメントを書き込む行為

急にタケノコが来たので。

急にタケノコの水煮が我が家にもたらされたので筍ご飯にした。シンプルに刻んで米と混ぜていつもの水加減に一合あたり一袋のヒガシマルうどんスープ、それに油揚げを1枚刻んでイナフだ。公式のレシピでは鶏肉とかにんじんとか入っていたがそんなの無くても十分にうまい。それが証拠に子供たちが先を争っておかわりしたので寝る前にもう一回炊飯を仕込むことになった。ヒガシマルうどんスープの出汁の風味は筍に合うだろうと思っていたし、さすがに公式レシピなだけあって味の決まりが抜群だった。筍はもう一個残っているので青椒肉絲にするか油揚げと炒めるか。

そろそろ暑くなってきたのでアイスコーヒーにするかと小さめの水出し容器を出して前日から仕込み、持ってきた。子供たちがもう使っていない水筒に詰めて持ってきたが飲もうとするとやけに漏れてくるので飲み口のパーツを外してみたら蓋部分にはパッキンがついているが水筒本体側のパッキンがついてなかった。しくじった。飲みきってしまわないと持ち帰るにも漏れ出してこまるぞこれは。ちなみに豆も古いのであまり味も風味もせず酸っぱい。コーヒー豆だから酸っぱかったって腐っていると言うことはなかろう。ないよな。だいじょうぶだよな。

カボチャと仲良くなってきた話

昭和の終わりの頃ってまだまだ今みたいなどの野菜も甘くて柔らかくてということはなかった。今食べているほうれん草とあの頃のほうれん草をくらべたらもう昭和のほうれん草なんて舌がイガイガして食べられたものではない。茄子もそうだ。にんじんだって青臭くて仕方が無かった。イチゴだって酸っぱくて仕方が無くって潰して砂糖を混ぜた牛乳に浸して食べたり、練乳をかけて食べていたのを思い出す。あの頃の味を知っている人が食べ物の好き嫌いをするのは仕方ないとも思う。俺と食堂のおばちゃんはおのこしを許しまへんが。

あの頃はまだギリギリ芋やカボチャを多用する文化が残っていて、未だに苦手意識がある。おやつと称してふかしたサツマイモ(味なし)をかじらされていた。腹にはたまるしほんのり甘くはあるんだけど喉に詰まるのよね。もちろんこの芋は親戚が畑で作っていてその収穫の手伝いにかり出されたその分け前だ。毎年毎年やっていたので学校行事の芋掘りで喜ぶ同級生たちを冷めた目で見ていたことを思い出す。まて、これ我が家の特殊事情だな?

カボチャだって似たようなもので、毎年のハロウィンシーズンにカボチャのスイーツが出回ってはめざましテレビで「カボチャとは思えないくらいの甘さです」みたいなことをいうのに腹を立てている。おまえ先週は別のクリームたっぷりケーキ食いながら「クリームたっぷりなのに甘さ控えめでおいしいです」って言ってたんじゃないのか。だいたい毎時45分くらいで芸能コーナーのあとで見られるのでめざましテレビを見るときは気を強く持って現実から離れて観てね。

そういうわけで苦手意識をもってカボチャに対していたのだが、献立製作上どうにもバリエーションがないのがよろしくないと先日ついに和平交渉の道が開かれた。決まり手は電子レンジ、電子レンジであらかじめチンしたら切り分けるのもやりやすくなったし皮も削り取りやすくなったのでにわかに使用頻度が上がっている。

上のレシピは上の子が特に喜んで食べるので夏場に連発しているが、これを冬にやるとしたらということでトウモロコシの代理としてカボチャに狙いを定め、数回試行錯誤してみた。そのままのトウモロコシとカボチャを入れ替えただけでもなかなかおいしいのだが、少々物足りなさを感じて考えた。トウモロコシにあってカボチャにないものは何か。うまみだ。おそらくトウモロコシの軸からグルタミン酸が出ていると仮説を立てて後日、味の素を10フリほど追加して作ったらかなりいい感じの代物に仕上がった。

これをもって俺とカボチャは仲直りをすることにした。塊で買ってきてレンチンして切り分けて冷蔵すれば数日は持つので今度はポタージュスープもやろうと思う。次は一本ハンドブレンダーがほしい。