てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

日記230928

今週は火曜から夏の暑さが帰ってくると天気予報は言っていたけれど、だいぶ過ごしやすくなった。八月に比べたら日差しは対して変わらなくても、吹き付けてくる風が俄然冷たい。

毎日毎日外に出て働く職種なので、季節や気候の変化に敏感というよりも、否が応でも気づかされる人生を送っている。生き物の様子を見て間接的に季節の訪れを汁というわけはいかない。季節の方が教えに来てくれる、直接、皮膚に。

たとえば先日関東に出張していた折に、そこは川沿いの草いきれムンムンな熱気と湿気の巣窟みたいな場所だったが、一日に一回くらいヒューッと冷たい風が吹いてくる。空を見上げたら視界のはしに雲が見える。これがくると30分以内に土砂降りがくるのでその前に道具も本人も屋根のあるところに待避する。地面を打ち付けた雨が跳ね返って水煙になるような雨だがそれもほんの20分くらいで通り過ぎてまた元のカンカン照りになる。すると地面の雨が蒸発してきて湿度だけ高いムシムシフィールドが完成する。不快指数はうなぎ登りひつまぶしだ。

しかしまあ本当に過ごしやすくなってきて本当にうれしい。さあ寒くなれ、冬こそ我が季節。さあ鍋を食べよう。