てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

納まらない暮れの仕事と連想ゲーム

暮れが押し迫っているというのに、仕事の収まる気配は一向にない。おそらくこのまま年末年始だけ一時停止をかけたようになって、2024年の仕事に突入していくのだろう。

今年のまとめの記事はちょっと前からちょくちょく書いているんだけどそれをお出しするにはまだ早い気がするのでこれを書いている。

収まる気配のない仕事の中で一つだけ年内に区切りがつくものがあって、それは工場設備のとある部分の検査なのだけど、屋外でなおかつとても寒い環境で、足下は貯まった雨水が半分凍ったシャーベットになっていた。安全靴の中にしみこんできたときには長靴を履いてこなかったことを後悔した。そういうこともあろうかと、社用車にはいつも長靴を積み込んでいるのに。
そんなに時間がかかる作業ではなかったが、しみこんだ氷結寸前の冷水が着実に足をむしばみ、何とかその場から離れたときには足指の感覚がほとんどなく、休憩室に入ってすぐ裸足になって手で暖めた。「風雲児たち」だったか何で読んだか忘れてしまったが凍傷を防ぐために口に含んで指を暖める描写があるマンガを思い返していた。

そういうことが頭に浮かぶのは、状況とそれに応じて連想を行う脳の仕組みがあって、記憶の中から解決策を探すという結果が出力されるのおもしろいなーと本社への帰還の車中、暖房でエアコンをフル稼働させて、靴下を何とか乾かそうとしているときに考えていた。靴下の効率的な乾かし方のマンガは読んでいないのでおもいつかなかった。