てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

日記:塊肉のポトフとホットクック

昨日はちょっと離れた土地での講習会があって、帰宅が遅くなることを予想してポトフを作っておいた。いつものスーパーでは豚のデカい塊肉(100g¥158)を常備してくれるのでこれを買って帰り、そのほかの具材となる野菜は前日の夜に下拵えしてボウルに入れてラップして冷蔵庫で保管、朝から肉塊を食べ応えあるサイズにバラして全部ホットクックにつっこみ、ひたひたになるまで水を入れて、だいたいこのサイズだったら1lなのでコンソメのキューブを3つ入れて帰宅予想時刻に合わせてスイッチオンだ。

そう、ホットクックを買ったのだ! 正規の! かき混ぜユニットついた奴! 下拵えさえして、入れておけば当日一品おかずが増えるのである! 労力もなしに!

ごめんうそついた。労力なしではない。前日の下拵えと使ったあとの後かたづけは結構めんどいです。

でも便利は便利だ。一台あるともっと大きい機種がほしくなる。2台あったら2品作れるからもう一台ほしくなる。最終的にデカい棚に何機も並べて一食丸々を任せてしまいたい。が、そうなると専用にコンセントを準備しないとブレーカーが落ちそうだ。

帰宅するやいなや、塾に行く前に腹拵えをしたいが常備の冷凍唐揚げがないので往生している、なにかオカズはないかとの訴えをうけて、冷蔵庫にあった切り落としの豚肉を手早くプライパンで炒め、醤油と砂糖で照り焼きにしてご飯にオン! 胃袋にシュートした。
三度三度ご飯を食べさせ、という言い回しがあるがだんだん三度食わすのでは間に合わなくなってきていて、一日中次のご飯の算段をしている。今度の家電の買い物は炊飯器の可能性が高い。

もうここでやる気がつきたので買い出しは中止! あるものでやる! にシフトした。
作り置きしてあとは揚げるだけの手羽中の唐揚げと、それだけでは足りそうになかったので同じく冷凍庫にあった鶏もも肉を解凍してシバいて(下味をつけて)衣つけて揚げた。揚げ物をする気力があれば買い物にいけたような気もする。

さすがに朝から煮込んでいたポトフはいい味がする。豚肉もほくほくになっていたのでホットクックはいい仕事をした。次は手羽先を煮込ませてとぅるっとぅるにして食べたい。

写真はこないだありもので作ったキャベツとトマトとエビのガーリック炒め。焦げる寸前までトマトを炒めてソースみたいにして食べるのうまい。これは子供たちがキャベツまで食べたので成功の部類だと思う。