てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

出張のまずい蕎麦と小諸七兵衛の順位。

目次

件の流行病がうんぬんかんぬん

季節柄呼吸器系の感染症が広がっているときくし、実際に先月はインフルAに苦しみもした。
件の感染症の話はなかなか聞かなくなったように思っていたが、個々数日でにわかに2~3ヘクス先での感染例の話が聞こえてきて戦々恐々としている。やはりマスクと手洗いだ。

出張でまずいそばを食った

先日、2泊3日で出張していた折、土地に不案内な我々を心配したのだろうか、外注先の専務からラーメン屋を勧められたのだが、運悪く休みだった。なのでその近くにあった新築のそば屋に入った。威勢のいいお運びの兄ちゃんに厨房はおばちゃんが数名いた。サイドメニューに唐揚げとおにぎり。天ざるがないのが残念だった。
もりそばと誘惑に負けて唐揚げを頼んだ。

うまい。唐揚げが。

まあ唐揚げは肉が多少古くても揚げ置きが長すぎる以外でまずくなる要素はない。
もりそばが来た。浅い器に見た目だけのざるをのっけて麺の水切りが悪く下の方は浸かったままである。まずい。そばもなんだかポソポソしてる割に歯切れが悪いねっちょり感が歯に絡む。
残すのももったいないので完食したがあんな出しかたするならいっそ乾麺ゆでた方がいい。
今思えばあの運びの兄ちゃんにみえた人物がいろいろ指図していたのでなんかうまい感じにおだてられて新規開店しちゃったたぐいの店かしら。
マンガ「そばもん」の序盤の巻にこういう店を再生させる話があるからそれ読んでやり直してほしい。場所も建物も唐揚げも悪くないから。

小諸七兵衛はいいぞ

やり直す気があるなら一回この「小諸七兵衛」を食べてみてもらいたい。はてなブックマーク経由で知った。なんか今リンク先調べようと検索したらめちゃくちゃ売れ線の商品なのな。

今住んでる市内のスーパーでも1店舗しかおいてくれてない。家に1袋常備していて食べたら買いに行く。そば粉100%ではないが食べたときの風味がよく、歯ごたえもある。

そば湯が作れるってのが売りのそば粉100%系の乾麺はまずかなりデカい鍋でゆでないとすぐ麺がくっつきあってゆで具合にむらがでるし、それでもざるにあげたときに麺がくっつきあって団子みたいになって始末に困る。

あとな、そば湯。そりゃいいよそば湯、あるに越したことはないけどさ。飲まなかった分は単にどろどろしたローションでしょ、排水溝に流すのもためらわれるわ。配水管のどこかにくっついて詰まらないか心配になる。

その点七兵衛のヤツはいい。時間通りにゆでたらまず間違いなくうまいしゆでるお湯がちょっと少なくても何とかなるし。その上で味がいい。

ただ、件のスーパーでの棚の位置が最近とみに下降しており、以前は最上段の常連だったのだが心配だ。このまま順位が下がり続けてこのスーパーから卒業なんてことにはならないでくれ。

麺が不規則にでこぼこしているので大根おろしがよく絡む。ちなみにこの大根をおろしているおろし金もはてなブックマーク経由で買った。

追記:

追記終わり。


鰹節を散らして、蕎麦猪口に2倍濃縮のめんつゆに水代わりに大根おろしを汁ごと入れて、それに付けて食べるのがいい。前の晩呑んだ休日の朝食にぴったりである。