てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

買う時は袋入りだと多過ぎるだろと思うが意外とそうでもない話。

百均で極細お掃除スティックというものが売っているのだが、いまさっき1袋20本入りのそれを使い尽くしたので報告する。百均のこの類の消耗品は一個あたりの単価が安過ぎるせいか多めの量が梱包されており、今すぐの用途としては1〜2本あれば足りるので余らせがちで、ともすればそのまま不要であるとして捨ててしまうことも多い。

だが今の俺は違う。この20本入りを使い尽くした。なんだかわからんが立派にやり遂げたことによる、なんらかの誇らしさに包まれている。

思えばこのパッケージとも長い付き合いである。確か最初は出張中にスマホの端子に水が入り、やかましいのでそのために買ったとかそういう経緯だった。

スマホの端子に水が入ると機種にもよるだろうが結構な頻度で警告音が鳴り、かつこれが乾燥するまでかなりの時間を要する事もあり、一回発生するとストレスフルな状況になる。普通の綿棒では端子の間には入らず、ティッシュペーパーを紙縒りにしても剛性が足りずに奥までなかなか入らない。

そこでこれ、百均の極細ヘッドお掃除スティックだ。ポリプロピレンのスティックにナイロンの毛が生えていてこれが奥の水分を吸い出し、ゴミを掃きだしてくれる。職場が屋外だったり工場だったりしてまあ粉塵には事欠かない環境であり、ゴミの掃除をしたい状況もままあるのだ。

同じような環境で働いているメンバーもおり、同様の事態に陥ることもあるのでもちろん彼らのもとに旅立って行ったスティックも多い。というか最後の一本の用途もそれだ。いつぞやの雨で誰にあげたな、とか、あいつには梅雨時期に渡したな、とか微妙な思い出がある。

ちなみにスティックを渡した全員にUSB typeCの端子につけるカバーの購入を勧めている。工場内にずっといるメンバーからは好評だし会社でストックをしているっぽい。

あれも買った時はこんな個数あっても使いきらないだろうと思いきやあちこちでカバーをなくすのでもうすぐ一袋使い切りそうな類だ。

無事20本を使い切ったが、このままだと早晩必要になるので今週末はどこかのタイミングで百均にいって追加を手に入れなければ。