こないだ出張先でちょっとだけフォーマルな飲み会が発生し、ということでいろいろと支度をこさえてから赴いたのだが、ちょうど塗るタイプの制汗剤を切らしていたので道中にあったドラッグストアで購入した。普段使いの方は通常版のほんのりさわやかな香りがして汗ばんでくると少しだけ清涼感が発生するそれを愛用してきた。しかし今回はいつもの製品の横に「加齢臭対策」のバージョン違いを見てしまいついつい魅かれてしまって購入した。
主文から言うけど、買わなきゃよかった。蓋を開けた時点でダメだった。確かに確かに加齢臭をカバーしたいと思って買ったけどさ、猛烈にタイガーバームのにおいがしている。確かにタイガーバームなら加齢臭を見事にマスクしてくれるだろうどさ、タイガーバームは加齢臭を華麗に飛び越えたおじいちゃん臭なのよ。
まあにおいはすぐとぶっぽいし、まだ我慢が効いたんだけれども、そのあとで歩いて少し汗ばんで来たらじわじわとわきの下にちりちりとした痛みが忍び込んできてつらくなる。腋毛剃って剃刀負けした時みたいなチリチリした痛みなんだけど微妙に熱感があるのでこれは制汗剤のせいだなとわかる。今まで使用していた通常版のあのほんのりとした清涼感が加齢人向けになるとここまで人をさいなむのか。加齢しただけで俺が何の罪を負ったというのか。
ここから二次会の飲みのお店に行くところで、一軒目がちょい町はずれで、町の方から出てくるタクシーは客が乗っているしまだこの時間だと町の外から帰ってくるタクシーもいないのでそう遠くない距離だったにしろ二次会までは歩いていかざるを得ず、暑い汗ジュワ脇ピリ、暑い汗ジュワ脇ピリのサイクルでだいぶ痛めつけられた。
もしかしたらほかの人には福音になっている製品かもしれないので、ここで大っぴらに製品名をあげつらったりしないけど、これはもう封印して二度と使わないと決めた。デリケートなゾーンに当てるものだからこの製品にテスター無いのは仕方ないけど、世の中の化粧品の陳列棚に軒並みテスターが置いてある意味がよく分かった。