てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

出張明けパスタ

 出張明けの夕飯にはカルボナーラを出してくれと上の子がいうのでその日の夕食はパスタになった。カルボナーラ愛がすごいが俺はそんなもん作れないので毎回キユーピーのかけるだけの奴に頼っている。
 上の子のリクエストにこたえるので下の子にも尋ねたら「カレー! かつ丼! うどん!」と嬉々として答えられた。この3品だったら間違いなく食べてくれるので、勢い引っ張られてこれらのメニューの登板回数が増えているが、美味しんぼに出てきた3つの献立しか食べられず、そのローテーションで飯を作れという夫みたいにならないか心配だ。
 「スパゲティの味でってことよ」と上の子が助け舟を出してくれる。グッジョブである。であるがしかし君ィそんな若いうちから気遣いを覚えちゃって大丈夫かとこれまた心配になる。  
 「じゃあミートソース!」よしきた「ミートボール入りのやつ!」おまえそれはあれか大皿に入っててフォークで巻き取りあいをしないといけないやつか、お前そんなもんどこで覚えてきた。確かにこないだのカリ城観てたけど。

ミートソーススパゲッティのミートボール入ったやつ

材料

カゴメ基本のトマトソース |カゴメ濃厚仕立てのトマトソース 2缶
・牛豚合いびき肉400g
・人参 中 1/2本
・玉ねぎ 中 1/2個
・鳥の肉団子(買ってきた) 1袋
コンソメキューブ2個

作り方

・リンク先のカゴメの製品ページに載ってるヤツのがうまいはずだからそれ使え。

・人参と玉ねぎをみじん切りにする。一時期ネットの影響でコールスローサラダにはまった時、買った手動チョッパーが役に立つが、手入れがめんどい。

・合いびき肉を炒める。最近のフライパンはほんと焦げ付かねーから油とかいらねえ。肉の色が変わって炒め続けるとそのうち肉から出た油が浮いてくる。ここで塩コショウを満遍なく振りかけてある。

・みじん切りを投入して炒め続ける。火が通った目安は色が透き通って角が丸くなるくらいだが細かいことは気にするな。どうせこの後トマトソースで煮込む、もう何も怖くない。

・トマトソースを投入して煮込む。ここで肉団子も放り込むが、先に少しフライパンで炒めて焼き目をつけててもよい。今回はそのまま放り込んだがひき肉のしっかりした食感とふんわりした肉団子の食感のコントラストが面白かった。煮込む時間は20分くらいでよかろう。味見をしたが物足りなかったのでここで確かコンソメを入れた。たいていの料理では味見をしながら加えて行けば失敗することはない。ちょっと物足りない、というとわかりにくいからどういうことか説明しておくが、これはミートソースでありほとんど味のないパスタと絡めることになるので、ミートソース単体でちょうどいい味付けというのは料理全体では薄めの味付けとなる。パスタと和える前の基準としては「うまいけどこれ以上味が強いとマズいな」くらいの線をねらうことにしている。

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・適当にパスタと合わせる。ちなみにスパゲティを間違って氷水で絞めてしまったことがあるがあれはちょっと硬くてしんどい。

・実食したが実にうまかった。そもそも牛と豚と鶏のオールスター参戦! みたいなことになっているのでそりゃうまかろう。ミートソースには人参が必要だと思う。玉ねぎの甘さとまた違う滋味深い甘みが人参から出てくる。よく火が通ったにんじんは甘い。