てのひらを、かえして

知的怠惰の集積地よりお送りする、手斧と料理のふんわりブログ。

【追記あり】wiz復刻について、おれと外伝3の話。

もう単純にWizardryの狂王の試練場がSwitchにくるという報を聞いて書きたくなったから書いてるだけです。


おれとWiz

小学校のころに同級生から「滅茶苦茶おもしろいぞ」と教わったのがWizardryであった。担任もやってた。当初FC未所持だったが後にGBを入手、また、GBで外伝としてWizardryが展開しているのを知り、親にねだって確か小6の誕生日に買ってもらったのがWiz入門だった。外伝3である。今から思えばスタンダードなWizをすっ飛ばしてこの入り口というのは酷だ。

なぜ酷かというと、外伝3はWizの世界観が広がったシナリオ5あたりの時期に製作されていて種族とクラス、呪文体系の追加が一部なされている。入り口にするには微妙な位置だったのだ。

ここから先はネタバレになるが昔のゲームで今更ネタバレもないので書いていく。外伝3に関してはいろいろあってファンもいろいろ発言していてネットをちょっと漁ればわかることなので。

フィールドがある

フィールドがあること自体が改良点だとすら気づいてなかった。
城門前のフィールドを中心に墓地、寺院、商店街、洞窟などのダンジョンに挑戦し、ぶっちゃけて言うとすでに滅んだリルガミンを探索する内容で過去作プレイヤー向けの目配せがあちらこちらにバチバチしている。

Wiz外伝3を数年越しでクリアした話

このゲームを小学6年生から開始して、最終的にクリアしたのは確か高校生になってからだったので4~5年越しにクリアしたということになろう。もちろん間にいろんなゲームを挟んだ上のことであるが。最後にプレイした時にはパーティーメンバーのレベルは100を越えHPは3000を突破していた。その上で各自がなんらかの呪文体系を1つないし2つ極めている。一つの呪文体系を極め、つまり9レベルの全体攻撃呪文《ティルトウェイト》やパーティをダンジョン内の指定ポイントに転移させることができる《マロール》を覚えるのがだいたい13レベル、遅くても20レベルくらいであるのでどれだけ遊んだか知れようというものである。

いきなりクリアの話に飛ぶが、ボスを倒すだけではクリアではなく、一人欠けるメンバーでラスボスのアガン王を撃破して、アガン王の死体を回収、街への持ち帰りを行ってクリアとなる。

が、これは本来のクリアではない。王の死体は普通に埋葬されてしまってお情け程度の称号と報奨金がもらえるだけだ。しかし考えてほしい。もともとフルメンバーに欠ける編成を強要され、その状態で強敵との戦いを制し、傷ついた状態でその死体を回収しているのである。ここの死体回収のギミックに気づくまでに何回かアガン王を撃破しているはずだ。となれば撃破後のプレイヤーは周囲を探索しているし、すぐそこに街へと帰還できるワープゾーンがあることは知っているはずなのだ。なんという罠! 
話として後味が悪いのでおそらくアガン王を生き返らせる方法があるのだろうと分かっていたが。
数年後に寺院のボス、ダリアのメッセージに気づいて、アガン王撃破後に「ダンジョン:寺院」まで死体を運ぶこと、それが本来のエンディングの条件である。

行ったことがないマップがある。

というわけで、当時の自分は本来のED後に現れる「ドラゴンの洞窟」の存在は知らないが、なんとなく、出撃時のダンジョンアイコンに抜けがある点や、フィールド上に3マスしか踏み込めないマップがあり、その先では衛兵に追い返されることから、この先になんらかのダンジョンがあることには気づいていた。

しかしどうやって衛兵の目を潜り抜けるか。

どうやって行く? ランダムワープだ

最高位の魔法使い呪文に「マロール」という転移呪文がある。通常時は座標を指定してワープができる。では戦闘時に使うと? ランダムにワープするのだ。
そう、衛兵の手前のマスで方向転換をぐるぐると繰り返す。移動だけではなく方向転換時にもランダムエンカウントの判定が存在するので戦闘に突入→マロール使用でランダムワープを実施、無事未踏のエリアへと踏み出すことができたのである。

侵入はできたが1Fは全部ダークゾーンで何も見えない。見えないけどここまで来た奴はこのくらいではあきらめない。こまめなデュマピックで確認しながら探索を進めていく。手間はかかるが探索は不可能ではない。

また入れない場所がある? ランダムワープだ。

中央部に明らかには入れない領域があるが、同じフロアはすべて探索しきった。この領域の周囲には玄室がびっしりとあって入るとトレボーのサインがあったり「コントラデクストラアベニュー」というメッセージがあったりするが何も起こらない。完全に手詰まりだったが俺にはまだ最後の手段がある。

ランダムワープだ。

数回の試行で運よく内部に到達して最終階層、3Fへの道が開けた。
いまだにこの解法が正しかったのかはわからない。もしかしたら本来の入り方があったかもしれない。今となっては何もわからない。

ここまで意味ありげに書いてきたが、3Fは最強呪文ティルトウェイトが雑魚散らしの意味しか持たない世界というくらいでギミックは大したことがない。到達直後の戦力ではモガトとラバディが効くのを祈るしかない。

知ってるか? ミフネの上位モンスターはノブナガなんだぜ。

そのノブナガやアガレスなどの普通に出てくるモンスターで軽くHP1000超え、歴戦のプレイヤーには思い出深いあの装備を身にまとった騎士がHP3000だった。こいつを倒した後ろに祭壇があって、もはや往時の力はないというメッセージと共にお守りがもらえる。

ほかに記憶に残っていることと言えば、カニのモンスターがやたらと固いくせに魔法も効かずしかもクリティカル持ちでいやな印象が残っているのと、外伝3サブタイトルになってる「闇の聖典」こと「デビルブック」さんはストーリー上何のために出てきたのか、さっぱりわからない存在だった割に必要な作業が多く、特に戦闘するために必要な各ページのスペシャルパワー発動がしちめんどくさかったことを覚えている。どのページの発動が終わってて、どのページがまだなのかが分かりにくい。戦闘ではたしかモガト一発でぶっ飛ばしたはずである。

実際にはこの後にもう一回最初からやり直して本来のエンディングを拝んだのでこの冒険の時のメンバーはデータとしては残っていない。というかもうバックアップのバッテリーもなくなってるだろうから全部電子の海の藻屑と消えているのだろうけど。

書いてみると大したことはないが、それでもあの時やっていたのは冒険だったとおもう。

追記

id:timetrain 氏のコメント
種族と呪文が増えた外伝3はパーティ構成がきつく挫折した記憶。魔除けを33個集めた1が一番遊んだけど外伝2がそれに次ぐ。FC版3でテレポーター使ってパーティで第二エリアに突っ込んで遊んだことを思い出したわ。 - timetrain のブックマーク / はてなブックマーク

これで思い出したこと! 外伝3の問題点、マップに鍵開けしないと先に進めない扉がある。ここは「○○の鍵」とか固有のアイテムじゃなくて盗賊系クラスが直接鍵開けにチャレンジして成功しないと扉が開かない。盗賊・ニンジャ以外だと必要レベルが段違いで、レインジャーやバードで盗賊を代用してると全然先に進めなくなるの。そこで引っかかって中断してたんだよ!